今日のヨガ💫 カルマヨガ、Karma yoga
日本語では “ 奉仕のヨガ ”、“ 行動のヨガ ”と言われています。
– contents –
・カルマヨガとは
・カルマヨガを簡単にいうと?
・カルマヨガのやりかた -日常編-
・カルマヨガのやりかた -レッスン編-
・おわりに

about カルマヨガ
サンスクリット語の “カルマ” は「Kri(する)」が語源で、アクション(行為)や、アクションの結果を意味する言葉。
… そんな由縁から、カルマ・ヨガは「行為のヨガ」、または「行いのヨガ」とも呼ばれ、生き方そのものを考えるヨガだと言えます。
行為は思考の多様性から創られ、そして行為は必ず結果をもたらす。
カルマヨガとは、思慮深く行動すること、またその行動がもたらすいかなる結果に対しても心を平安に保つヨガ。
行動することを通して真我との結合に至る道。
仕事、地位、家庭、役割にとらわれないこと、奉仕の行為も含まれる。
簡単にいうと?
- 結果を手放す。
- 結果ではなく行為に満足する。
- どのように行うかを大切にしましょう。
という考え方のヨガ^^
HOW TO
どうやってやるの? -日常編-
カルマ、つまり行為には三種類あると言われています。
・白いカルマ=良い行い→良い結果を生む
・黒いカルマ=悪い行い→悪い結果を生む
・灰色のカルマ=その中間→その中間の結果を生む
良い行いをすれば良い結果が帰ってきてハッピー!
と思うのが普通ですが、ヨガでは良い行いでさえ手放しなさいと教えられます。
HOW TO
どうやってやるの? -クラス編-
ヨーギン(ヨガを修得した人)のカルマは、良い悪いでは判断されません。
私たちは、「良い・悪い」という評価によって、新たな苦しみを生み出しています。
例えば、ヨガのポーズで考えてみましょう。
ヨガのポーズの練習自体は良いものとして考えられています。
ストレスから解放され、身体の調子を整え、呼吸が深まり、病気の予防・健康になると思われています。
しかし、まれにヨガのポーズに執着すると逆効果を生むことがあります。
・隣の人よりも私の方が上手くポーズを出来ている。
・他の人が出来るのに、私には出来ないから私は悪いんだ。
・昨日は出来たポーズが出来なくなってしまって悔しい。
この様に、結果(ポーズの完成度)に執着心を向けていると、かえってネガティブな感情が湧きます。
結果、周りの人と争いになったり、無理をして怪我をすることがあります。
これではせっかくのヨガが逆効果です。
カルマヨガでは、「何をするか」以上に「どのように行うか」が大切です。
コツは「結果に執着しない行為」です。
おわりに
このような教えは、聞いたことある、知っているだけではあまり意味がありません。
私がRYT200の勉強をした時はこんな宿題が出されました。
1週間カルマヨガの意識で行動してみましょう。
普段からしている行為、仕事に対し目的を全うしながらも、結果に対する期待や不安を手放し、自分ができる行いに没頭しましょう。
また、積極的に自分以外の人、環境に対して奉仕の行為を行います。
その際も、どのように相手や周囲が受け取るかという結果に執着せず、自分ができることをカルマヨガの意識で行ってみましょう。
1週間、カルマヨガをやってみて、
1. 具体的に何をしたか
2. 気づき、発見、客観的な考察
を書き出しました。
是非、やってみてくださいね。
それから、何か先や終わりの見えない作業や仕事も楽しんでできるようになりましたよ^^
実践してわかった!! ヨガの種類と教え。-カルマヨガ編-