今日のヨガ💫 バクティヨガ、bhakti yoga
日本語では “ 信愛 ”と訳され、ヒンドゥー教で“ 最高神への絶対的帰依”を意味する語。
– contents –
・主なヨガの種類
・バクティヨガとは
・バクティヨガを簡単にいうと?
・バクティヨガの起源
・バクティヨガの特徴
・バクティヨガのやりかた -日常編-
・おわりに
about 主なヨガの種類
- ラージャヨガ(心身のコントロール・瞑想のヨガ)
- カルマヨガ(奉仕・行為のヨガ)
- ギィヤーナヨガ(聖典学び・知識のヨガ)
- バクティヨガ(愛と信仰・献身のヨガ)

about カルマヨガ
サンスクリット語の “カルマ” とは献身的愛を意味する。
あらゆる人が持つ感情を愛に変え、その愛を神性な存在へと向けていくことで真我との統合に至る道。
自然、寺院、神社、家族、友人、恋人、仕事など(顕現されたもの)のなかに神性なる存在(非顕現)を見出し、愛を捧げること。
簡単にいうと?
- 変化のないものにも心を寄せる。
- 愛を捧げる
という考え方のヨガ^^
バクティヨガの起源
バクティヨガは、ヒンドゥー教の叙事詩「マハーバーラタ」の中にある聖典「バガバッドギーター」を、基礎理念としたものです。
ギーターと呼ばれており、インドでは宗教を深めたい人によく読まれている教本です。“神の詩”という意味で、パーンダヴァ軍の王子・アルジュナと、彼を導こうとするクリシュナという神の対話を描いています。
バクティヨガが生まれた背景には、ヨガは誰もが学べるものではなかった事があります。ギータが生まれるまで、バラモン(司祭)の家系に生まれた人にのみ、学ぶことが許されていたものでした。
一般の人々はヴェーダ(バラモン教とヒンドゥー教の聖典)を学ぶことができませんでしたが、戦争や飢餓で荒れた時代になると、一般市民にこそ救いが必要となります。ヴェーダを一般の人に分かりやすく説いたものが、ギーターという教本として広められました。
大多数が学問に触れていない時代に、どんな人にもわかるように工夫され、編み出されたのがバクティヨガです。
バクティヨガの特徴
歌や祈りを行う
一斉に神々の名前などを唱えることを「バジャン」、コール&レスポンスが加わったものを「キルタン」といい、サンスクリット語で「歌う」という意味があります。音楽を使うことで音に精神を集中し、邪念を取り払う手助けをしてくれる、瞑想のテクニックです。
神を信愛すること
常に「神への信愛」を心に抱くことを信念としています。どんな状況でも誰にでもできるので、沢山の人を救ってきました。神への祈りに専念することで、さまざまないい効果があり、自己から解放されます。瞑想を行う時間を取れない人でも、普段の生活をヨガの一部として行っていけるという特徴があります。
愛と献身
バタティヨガは愛と献身のヨガと呼ばれることもあり、「自分自身を愛す」「見返りを求めない」という考え方が特徴です。ヨガを説く4つの道のひとつで、愛の道だと言われています。見返りを求めずに祈りを捧げることも大切にされている特徴です。
誰でも救われるという考え方
古典ヨガは、元々人里離れた場所で修行を行い、瞑想をするものでした。しかし、働く人々はそのような修行を行えません。社会において働く多くの人に伝わるように改良され、誰もが救われると説くのが特徴です。
バクティヨガのやりかた -日常編-
バクティヨガは日常的に簡単に実践できるものだそうです。レイチェルジンマンというバクティヨガの講師が提案する効果的な方法を紹介します。
感謝の時間を作る
起床したら両手を合わせ、「ナマステ」と唱えます。自分がどんなに美しい存在か、そして愛し愛されることについて、感謝の気持ちを感じましょう。人生に愛をくれる出来事や人について、落ち着いて振り返る時間を作りましょう。
美しさを見る時間を作る
日常の中で、美しいものを見つける習慣をつけましょう。葉っぱや木、建物やこどもの表情など、少しでも琴線に触れたら意識して目に入れましょう。そうして見つけた美しさは、自分自身の美しさを反映したものだと思い出します。出来るなら、美しいものを家に持って帰って飾りましょう。毎日美しいものを目に出来るように、特別な場所に飾るのがオススメ。
自分のために祭壇を作る
日常の中に聖地のような場所を作ることで、愛のエネルギーが溢れてきます。テーブルの上に宝物や、大事な写真、大切にしている置物などを置いて、周囲を花やロウソクなどで飾ると特別感が出でます。自分がどれだけ満たされ愛されているかと感じ、周囲に与える愛に溢れていることを思い出させてくれるでしょう。
おわりに
このような教えは、聞いたことある、知っているだけではあまり意味がありません。
私がRYT200の勉強をした時はこんな宿題が出されました。
コミュニケーションを通じて信愛を育むこと、肯定的な関係性を育むことを実践しましょう。
下記のコミュニケーションを大事に1週間過ごしてください。
・聞くことの大切さ 傾聴
繊細さと共に聞く
・相手を思いやる言葉の選び方
「相手の喜び」に繋がること 本質を見抜く 気づく
・「聞くこと」と「伝えること」のバランス
タイミング どう人と関わっていくか 意識的になる
・コミュニケーションの目的を意識する。
「言う」と「伝える」の違い
関係性を育む上での気づきを日記形式で記載しました。
是非、やってみてくださいね。
それから、折に触れてこのバクティを思い出し、周りに愛情をもって接するようになれた気がします^^
実践してわかった!! ヨガの種類と教え。-バクティヨガ編-